ありがとう、こんこん

本日付で、「こんこん」こと紺野あさ美さんがモーニング娘。を卒業しました。
ハロプロ自体離脱なので、各種メディアで二度とお目にかかれないというのが非常に残念でもあります。
彼女とは誕生日が同じ(4つ違い)ということもあり、とても思い入れの強いメンバーのうちに入ります。
加入早々怪我に見舞われ、「劣等生」といわれながらも努力家の彼女はそれを克服しました。
でも、逆に「劣等生」だったからこそほかのメンバーと同レベルになるまでの振れ幅が大きく、成長の度合いが著しかったとも思えます。
江頭さんが13人がかり特番で言った「お前こそモーニング娘。なんだよ」という言葉は、彼女ならず、グループ自体を語る上で非常に重要です。
もともと「モーニング娘。」というのは、落選者を集めて組織されたものです。つまり、落ちこぼれの集まりというわけです。
しかし、結局はそのときのグランプリよりも人気者になってしまいました。
こんこんも、いわゆる「落ちこぼれ」ということになります。歌、ダンスともに同期の3人よりも明らかに劣っていました。
だからこそ、「モーニング娘。」という箱の中にいる意義は大きかったのだと思います。
そんな彼女が、箱から出て行くことができるようになったのも、ほかと同レベルにまで成長したから、と私は考えます。
こんこん。卒業おめでとう。これからのビジョンが見つかった今、それを目指して突っ走ってください、フルスロットルで。